【同人サークル活動】同人誌制作のスケジュール管理を簡単に!同人手帳で5分で入稿準備【無料】」

2019年11月7日

同人誌制作に向けた入稿スケジュール、どうしていますか?
特に同人イベント前の新刊制作では、『いつの間にか締め切り間近になって焦る』という経験、ありませんか?

忙しい社会人や学生の方にとって、限られた時間の中で作業を進めるのは至難の業です。
スケジュール管理が曖昧だと、通常入稿の予定が特急入稿に変わったり、最悪の場合、入稿が間に合わないこともあります。

とはいえ、詳細なスケジュールを一から立てるのは面倒だと感じる方も多いでしょう。

そこで今回は、同人誌制作のスケジュールを手軽に管理できる便利なWebサービス『同人手帳』をご紹介します。5分で効率的なスケジュールを立てる方法を一緒に見ていきましょう!

この記事で解決できること
  • 同人手帳を使って効率的にスケジュールを管理する方法
  • 進捗状況を把握して締め切りに間に合わせるコツ
  • 同人手帳の使い方について

1.同人手帳とは?

「同人手帳」は、同人誌制作のスケジュールを自動生成し、進捗管理を簡単にしてくれるWebサービスです。桜去ほとり氏がプロジェクト管理ツール「Qovo」を基に開発しました。

主な特徴
  • 作業開始日から入稿日までの計画を立てる
  • 各工程の必要時間を入力するだけで自動スケジュールを生成
  • 厳しいスケジュールでも無理のない範囲で調整

これにより、初心者でもスムーズに同人誌の完成を目指せます

2.同人手帳でのスケジュール作成方法

2-1スケジュールを作成するための必要項目を入力

同人手帳の内容を簡単に説明をすると下記の項目を記入する必要があります。項目を入力することで自動的にスケジュールをを作成してくれます。

必要項目を入力
  1. 作業開始日
  2. 入稿日
  3. 本文ページ数
  4. 各作業工程に必要な時間
  5. 曜日ごとの作業時間

2-2.自動でスケジュールを生成

上記のデータを入力すると、計画に基づいてスケジュールが自動的に作成されます。入力した条件に収まらない場合も、作業時間を調整して最適なスケジュールを提案してくれます。

実際のスケジュール作成例

例として、コミケの通常入稿日(12月18日)に間に合わせるスケジュールを立ててみましょう。

入力例
  1. 作業開始日を設定:11月17日
  2. 入稿日:12月18日
  3. 本文ページ数を設定:24ページ
  4. 各作業工程に必要な時間:同人手帳のデフォルト値を設定します。
  5. 曜日ごとの作業時間:1日あたりの作業時間を平日2時間、休日8時間と想定

以下、実際の同人手帳の画面を使用して解説しています。

同人手帳を使用してスケジュール作成

①まず始めに、同人誌の入稿日となる締め切りを設定します。
今回はコミケの入稿日である12月18日に設定をしました。

②次に作業を開始する日時を設定します。11月13日に設定をしました。
締め切りまで約1ヶ月と5日ほどです。

実際やるとなると、かなり厳しいスケジュールです。

③製作する同人誌のページ数を設定します。
同人誌は基本「表紙4P+本文」ですが本文のみのページ数を入力します。

よく制作されている同人誌のページ数24に設定をしました。

参考記事

④作業工程を決めます。デフォルトで上記の6工程が入力されています。
時間が無いときは正直、プロットを省いて、ネームと一緒に描くしかないかもしれません。

⑤各工程ごとの作業時間を記載します。
デフォルトでも数字が入力されていますが、本来は自分の作業時間に合わせて入力をしてください。

⑥1週間の曜日ごとに作業が出来る時間を入力します。
社会人の場合、平日は殆ど作業が出来ないと考えた方が良いと思います。
2時間が妥当な作業時間かなと思います。

参考記事

⑦ここまで入力した内容に基づいてスケジュールが自動的に作成されます。
下の方に入力した内容よりも何倍早く仕上げないといけないのか記載されています。
今回の場合だと3.57倍のペースで作業をしないと同人誌が完成しない結果になりました。

画面の一番下に出ている各工程に対する作業時間で右枠(オレンジ)のペースで作業をしないと同人誌が完成しないというスケジュールになりました。

正直1.5倍までは頑張れば何とかなる可能性はあります。時間がすでに無い場合は素直にページ数を減らしましょう。時間に余裕がある場合は、今すぐに作業を開始しましょう。

スケジュールに収まらない場合

よほどの無理矢理なスケジュールではない限り、予定内になんとか終わるスケジュールを立ててくれるとのことです。
確認をしたところ「9.09倍」までであればスケジュールが作成出来ました。

実行するのは無理でしょうけど・・・

このWebサービスを使用することで、スケジュールを立てるのが、面倒だという人でも簡単スケジュールを作成することが出来ます。

同人手帳のメリット

  1. スケジュールの可視化
    作業量を目で見て把握できるため、進捗状況を確認しながら効率よく進められます。
  2. 無理のない計画
    締め切りがタイトな場合も、自動で調整して無理のない範囲でスケジュールを提案します。
  3. ストレス軽減
    徹夜作業を減らし、健康的に制作を進めることができます。同人活動を楽しく続けるために、計画的な進行が大切です。

注意点:厳しいスケジュールの場合

非常に厳しい条件下でもスケジュールを作成できますが、「9.09倍速」のような無理な提案が出る場合もあります。

その際は、作業時間やページ数を見直し、現実的な計画に調整することをおすすめします。

楽しく同人活動はやりましょう

同人誌制作は楽しさが第一。

同人手帳を使って計画的に進めることで、焦りやストレスを減らし、趣味の時間をより充実させましょう。

スケジュールの可視化は、作業効率を上げるだけでなく、心の余裕をもたらします。あなたも「同人手帳」を活用して、次の同人イベントに向けた新刊制作をスムーズに進めてみませんか?

社会人でも同人活動は出来ます。

まとめ

「同人手帳」は、同人誌制作に欠かせない便利なWebサービスです。

初心者からベテランまで、スケジュール管理を簡単にし、楽しい同人活動をサポートします。

ぜひ、このサービスを活用して、計画的かつ効率的な同人誌制作を実現してください!

下記は、同人誌を完成させるためのポイントをまとめた記事になります。