【同人サークル活動】サークルイベント参加の費用一覧

前回の記事で、「同人サークル活動の始め方」について記載を行いました。
(同人サークル活動を始めたいという方は下記をお読みください。)

同人サークル活動を行うということは、同人イベントに参加をするということでもあると思います。

同人イベントにサークル参加をするにあたって、一番重要なことは「頒布物の制作」ですが、イベント参加にあたっては発生する費用についても多少は考えておく必要があります。

地元で開催してくれるイベントであれば、殆ど考える必要はありません。
しかし、遠方からの参加となるとお金について考える必要が出てきます。
地方の人にとっては頭の痛い問題です。

「多少はお金を使ってでも体力を温存する」という方針で発生する費用一覧を記載していきます。
極端に費用を抑えるという考えで記載してはおりません。多少お金に余裕がある社会人向けです。

サークルイベント参加の費用一覧

仮に大阪~東京へイベント参加する場合に発生する費用の項目一覧です。

費用一覧
  1. イベントサークル参加費
  2. 印刷費
  3. 移動費
  4. 飲食代
  5. 宿泊費

1,2については住んでいる場所に関係せずに発生する費用になります。

3~5については住んでいる場所で発生する費用が大きく変動します。

費用についてなので、全体的に記載していきます。

イベントサークル参加費

イベントにサークル参加を申し込む際に発生する費用になります。

知っている中で一番サークル参加費として高いのはコミックマーケットでサークル参加費と申込書のセットで¥10,700になります。

私がよく参加をしていたイベントでも¥8,500でした。同じジャンルで地方開催になると¥4,000とかになったりします。

それでも、学生には大きな出費になると思います。

印刷費

ある意味、最大の出費となるのが印刷費です。

印刷としては種類は色々ありますが、最初に大まかな種類としては

  • オフセット印刷
  • オンデマンド印刷

の2種類に分けられます。さらにその中から

  • フルカラー印刷
  • モノクロ印刷

として分けられます。

頒布数が少ない場合はオンデマンド印刷を選択するのが良いと考えます。

オフセット印刷は大量にする場合には有効に働きますが、少量印刷の場合は1冊あたりの単価が高くなってしまいます。

オンデマンド印刷をする場合は、少量ロットで効果を発揮します。

同人誌を印刷してくれる会社として有名な「有限会社ねこのしっぽ」様のページからオンデマンド印刷とオフセット印刷の料金を比較してみました。

B5サイズ 表紙:フルカラー、本文:スミの設定です。

50部まではオンデマンド印刷の方が安くなっています。しかし100部になるとオフセット印刷の方が多少ではありますが安くなっています。

印刷費を少しでも抑えたい場合は、印刷部数によって、どちらの印刷方式を使用するのか考える必要があります。

フルカラー印刷とモノクロ印刷ですが、フルカラー印刷の方が高いです。イラスト本を作るときは覚悟が必要です。

印刷費は印刷会社ごとで結構差があります。印刷会社のページを一々見るのが面倒だと思う場合は「Pixiv FACTORY」で一括して同人誌の見積もりを出すことが出来ます。

個人的には「株式会社ポプルス」様を長年使用しています。特にギリギリまで原稿を仕上げられない人にとって快速本入稿は凄く便利です。


大体いつも50部程度を印刷していました。\10,000程度の費用が発生します。

印刷費は出来るだけ抑えて、費用を回収できるようにしないと次のイベントに参加出来なくなるかもしれませんので出来るだけ抑えましょう。

あとオフセット印刷の場合、部数を増やすほど単価が下がるので調子に乗って大量に刷らないように注意が必要です。

最悪頒布が思ったほど出なかった場合、イベント会場からの発送に費用が発生し、更に部屋の中が段ボールだらけになってまともに住めなくなります。

印刷部数は、少し足りないと思うくらいが丁度良いです。最初は100部未満からが良いと考えます。

移動費

イベント会場までの移動手段として地方からだと主に

移動手段
  • 高速・夜行バス
  • 飛行機
  • 電車

という手段が考えられます。

費用を抑えるのであれば、高速・夜行バスを利用するのが良いと思います。個人的には時間に融通が効く電車を利用しています。
疲労も溜まりづらいです。新大阪~東京で往復\2,7000の費用が発生します。

イベントの前後はどうしても時間が流動的になってしまうため、電車を利用していました。
電車を利用すれば違う場所に住んでいるサークルメンバーとも電車の中で合流することが出来ます。

時間をきっちりと守るのなら、飛行機を利用するのも良いと考えます。安い、速いです。

イベント前は出発準備に慌てて、イベント後は疲れて、動きが鈍るという現象が発生します。

飲食代

イベントの前に一緒にサークル参加をする友人と食事に行く。久々にあったりするので大体居酒屋コースです。

イベント後は友人+同人活動をして知り合った仲間と一緒にイベントの打ち上げ、食事やカラオケに行ったりします。

\10,000前後くらいの費用が何だかんだで発生しています。

宿泊費

宿泊費を抑えようとした場合、ネットカフェに泊まるという方法はありますが、まともに寝ることが出来ないといった場合も想定されるため、ホテルへ泊まるという手段をとっていました。

一番費用を抑えられるのは友人宅へお世話になるという手段はあります。

また、宿泊の滞在数ですが余裕をもって2泊していました。イベント後に打ち上げをして慌てて帰るのは非常に疲れるため、ゆっくりと家に帰るように毎度計画をしていました。

イベント当時にすぐ会場へ行けるように宿泊するホテルもイベント会場から数分の場所を予約することにしていました。
費用は\17,000くらいかかっていました。

後はおまけとして朝食がしっかりと食べられるということを大事にしてました。
イベント中は昼食を取らずにそのままサークルスペースにいたり、買い物に出かけたりするため昼食を食べるといことはしていません。昼の分は朝食でまかなう形です。

まとめ

条件によって費用に変動はありますが、下記くらいの費用は発生すると思います。

仮に大阪~東京でのイベントに参加をした場合、

  • サークル参加費:¥8,500
  • 印刷費:¥10,000【B5 表紙:カラー、本文:スミ(黒)、50部】
  • 移動費:¥27,000【電車】
  • 飲食代:¥10,000
  • 宿泊費:¥17,000【2泊】

合計:¥72,500

とかなりの費用が発生します。

印刷費については上手くいけば回収が可能ですが、殆どの人は回収できていないようです。
私も回収できていません。。。

ここまでイベントに参加することで発生する費用について記載をしてきましたが、お金の事なんて気にし始めたら楽しめなくなるので、「まぁこれくらいの費用が発生する」ということを頭の片隅に置いておきましょう。最後は気にしたら負けです。

懐は少し寂しくなるかもしれませんが、その分思いっきり楽しみましょう!!