【CLIP STUDIO PAINT】雲を描くための「おすすめ」ブラシ紹介

2019年5月20日

CLIP STUDIO PAINTで素材として提供されている「雲を描くためのブラシ」を実際に使用して良かった物を紹介している記事になります。

本記事で紹介をしているブラシを使用しても、雲の形や陰などについては自分で描く必要があります

しかし、初心者が適当に描いたとしてもある程度は雲っぽく見えるようなブラシになります。

雲を描くためのブラシを作る手間や探す手間を省いてもらえたらと思います。

青空と雲の描き方については上の記事を確認してみてください。

無償の雲ブラシセット

クラウドブラシセット (Cloud brush set)

4つのブラシがセットになっています。

基本的には「クラウドブラシ(cloud brush)」を使用して雲の形を作っていきます。

丸を描くような感じでブラシを動かすと、下図のような形が簡単に出来上がります。

少しムラがあるくらいが丁度良いです。

雲の形を整えたい場合などに「クラウド消しゴム(cloud eraser)」を使用

「クラウドソフトブレンダー(cloud soft blender)」と「クラウドハードブレンダー(cloud hard blender)」は雲に陰を描いた時に白い部分と陰の境界をぼかす時に用います。

雲 雲ブラシ by カイオッパイ

8つのブラシがセットになっています。4種類の雲形状を描くことが出来ます。

「Kのクラウドメイン(K’s Cloud Main)」で開拓もになります。

雲に最初から陰も入っていますが、ブラシから出てくる雲の形も決まっているため、ちょっと使いにくいかなというのが個人的な印象です。

「K雲メガシーラス(K Clouds Mega Cirrus)」を使用して描いた雲になります。

「Kの雲の毛羽立ちK’s Cloud Fluff」を使用して描いた雲になります。

雲の濃度にムラを出したい場合に使えます。

個人的にはK’s Cloud Fluffが一番使いやすいです。

「Kのクラウドプレス(K’s Cloud Pressed)」を使用して描いた雲になります。

雲の形が決まっているので、多用すると単調なイラストになるので注意が必要です。

有償(CLIPPY)の雲ブラシセット

気まぐれ雲ブラシ

「105ノーマル気まぐれ雲ブラシ」で描いた雲になります。

ボケが強い雲ブラシになります。筆圧を高くしてもボケが強いため、柔らかい雲を描きたい場合に適しています。

雲に陰を入れて立体感を出していくことで、雲っぽくなっていきます。

「105雲気まぐれブラシ」で描いた雲になります。

筆圧が高いとハッキリとした雲を描くことが出来ます。ハッキリとした雲を描いた後に筆圧を弱めて上から塗ると、「ぼかし」の入ったような雲になります。

中心部を筆圧高くして、端っこを筆圧を低くして描くと上図のようになります。

雲ブラシ・とりあえずこの1本

グレーやモノクロ印刷(トーン)での使用を想定した雲ブラシになります。

既存のモノクロ画像素材を加筆するのに使用できると思います。

背景に関する参考書

雲の描き方で参考にしているテキストです。

背景に関する作画方法を理論的に解説している書籍になります。

空、海、ビルなどの自然物や人工物の背景を描くための方法について解説している書籍になります。

一部の背景を描くためのブラシがダウンロードコンテンツとなっています。