ASRock Thunderbolt 4 AIC R2.0の設定
2023年8月15日
ASRock Thunderbolt 4 AIC増設カードを取り付けて設定する方法について解説をします。
Thunderbolt 4 AIC R2.0の設定
ASRockのThunderbolt4の拡張カードになります。
液晶ディスプレイや、液晶ペンタブレットと接続するときに必要になると思います。
Thunderbolt4拡張カードを使用するためには、使用するマザーボードにPCI Express 3.0 x4のインターフェースが必要になります。
マザーボードによってはThunderboltカードを取り付けるためのPCI Expressインタフェースがデフォルトで決まっていたりするので、マザーボードのマニュアルを確認してください。
Z790 Steel Lefend WifiはPCI Express2がデフォルトのインターフェースでした。
同梱品としてThunderboltヘッダーに接続するためのコネクタが入っています。
マザーボード上に凸のような形になっているコネクタがThunderbolt用のコネクタになります。
USB2.0ケーブルになります。Thunderboltカードとマザーボードを接続します。
ThunderboltカードでUSB機能を使用したい場合は、USB2.0ケーブルをマザーボードへ接続する必要があります。
Displayportケーブルが2本同梱されています。
ThunderboltカードとグラフィックカードをDisplayportケーブルで接続します。
4Kディスプレイに映像を出力したい場合は、Thunderboltカードとグラフィックカードを2本のDisplayportケーブルで接続します。
ケーブルが1本だけで接続されている場合は2560X1440は出力出来ましたが、4Kでは出力が出来ませんでした。
ディスプレイ側には「信号なし」と表示されます。
4K出力をしたい場合は、必ず2本接続するようにしてください。
液晶ペンタブレットとは別にマルチディスプレイをしている場合は、グラフィックカードを2枚以上をパソコンへ搭載している必要があります。
ASRockマザーボードの場合ですが、BIOS画面に入り、詳細モード⇒アドバンスド内にある、Intel Thunderboltの項目からThunderboltの設定を行います。
Discrete Thunderbolt Supportを無効(Disable)⇒有効(Enable)にします。
Windows10環境で使用する場合は、「Windows10 Thunderbolt support」も有効にします。
あとはASRock Thunderbolt4 AIC用のドライバを入れることで、使用することが出来るようになります。
同梱物としてDVDにThunderbolt4 AICのドライバが入っています。
パソコンにDVDドライブがない場合は、下記のASRockサイトの製品ごとのサポートからドライバをダウンロードすることが出来ます。
https://www.asrock.com/mb/spec/product.jp.asp?Model=Thunderbolt%204%20AIC%20R2.0
ドライバをインストール後、デバイスマネージャーのユニバーサルシリアルバスコントローラーの項目にIntel USB 3.X0 eXtensible Host Controllerが表示されれば無事にドライバがインストール出来ています。
その他
- Thunderbolt3のケーブルで映像+USB接続ともに出来ました
- Thunderbolt3ケーブルでCintiq pro16へ接続しているためか、映像に時々ノイズが入る時があります。
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